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来年こそは、オンラインバンキングデビュー!まず知っておくべき・やるべきことはこれだ!

毎月発生し、工数がかかってしまう一方で、担当者の労務や経理スキルアップへの関連性が薄い振込業務。

オンラインバンキングを開始するにあたって、知っておきたいことをまとめました。

 

給与計算クラウドシステムを導入している、もしくは検討中で、オンラインバンキング対応をされていない方には、ぜひご一読いただきたい記事です。

 

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★こちらの動画でも簡単に「脱ATM」についてご紹介しております!

 

最初に知っておきたい単語

 

まず、FB(Firm Banking :ファームバンキング)というサービスがあります。インターネットを通じて、総合振込/給与・賞与振込/都度振込/口座振替などを行うことのできるサービスで、法人向けに特化したインターネットバンキングと捉えて良いかと思います。

 

【参考情報】

総合振込:

通帳に ソウフリ と表示され、前日まで手数料ありで申込可能

給与振込:

通帳に キユウヨ と表示され、3営業日前(銀行により違う)、一定ルール(たとえば同行)で手数料無料

 

全銀協※フォーマット形式で作成するFBデータを作成・FBで使用することで、複数の振り込みを一度にかつ簡単に行うことができます。FBデータは、振込ファイル・データと捉えられます。

 

FBデータの活用は、特に従業員への給与振込においてとても効果的です。

数百〜千人の従業員がいる企業では、振込の申請書類を書いて窓口に持っていったり、FB画面で一人ずつ振込先と振込金額を入力する手間を掛けることは現実的ではありません。

 

業務効率化のため、給与システムなどでFBデータを作成し、それを用いてFBを利用する(オンラインで振込処理をする)企業が増えています。

 

※一般社団法人全国銀行協会の略称 https://www.zenginkyo.or.jp/

 

給与計算クラウドシステムの利用

 

主要な給与計算クラウドシステムでは、全銀協指定のフォーマットに則ったFBデータを簡単に作成することができます。もちろん、そのためには適切に初期設定を行い、1人1人の従業員マスタを整える必要がありますが、正しく完了していれば工数を抑えて作業することが可能です。

 

【参考情報】

 

 

オンラインバンキングデビュー!まずやるべきことはこれ。

FB利用契約を締結

実際にオンラインバンキングを開始する際には、まずは会社口座のある金融機関でFB利用契約を締結しましょう。

これはクラウド給与計算のベンダーとは全く関係がないことですので、あくまで「金融機関」にお問い合わせください。

 

【参考情報】

「振込依頼人コード」

また、同じようにお使いの金融機関に依頼し、「振込依頼人コード」を取得しましょう。

振込依頼人コードとは、FBデータに記載する必要がある「金融機関が会社に割り当てる」10桁のコードです。「委託者コード」や「会社コード」という名称である場合もありますので、ご留意ください。

 

振込元銀行と振込先銀行を統一することで「同一行内の振込」とし、振込手数料をできるだけ削減しようとしている方もいらっしゃるかと思います。その場合、クラウド給与計算システムによってどこまできめ細やか振分け方法が設定できるか、各社で異なっています。詳しくは、下記動画・記事を御覧ください。

【研究】クラウド給与計算システム各社の振込データ・インターネットバンキング対応

 

以上、オンラインバンキングデビューにあたって、最低限知っておきたいこと・やっておくべきことについてご紹介しました。

 

振込のオンライン化、と聞くと難しそう・手間がかかりそうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、始める最初のタイミングには設定などの工数がかかりますが、運用できるようになれば大幅な工数削減に繋がります。

 

こちらの動画では、実際の給与計算クラウドシステムの画面をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

 

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