【ご担当者様必見!】クラウド給与 3社の通勤手当比較
- 2021年10月13日
- 業務効率化・業務改善,クラウド給与
- システム導入,通勤手当
全額支給するのか、上限を設けるのか、最安値かどうかなどなど、各社の就業規則に記載のルールが基準となっている場合が多いかと思います。
その場合には、賃金として従業員への支払い義務が発生します。
つまり、支給額に応じた所得税が発生する、ということですね。
しかし、通勤手当の課税金額の計算方法は他の手当と異なり、一定金額までは非課税・それ以上は課税対象というルールがあります。
本記事では、ジョブカン給与計算、freee人事労務、マネーフォワードクラウド給与の3つについて、「通勤手当」の観点から比較してご紹介します。
自動車・自転車を利用している場合
自動車(マイカー)・自転車を利用して通勤している場合には、片道の距離に応じて非課税となる限度額が変わってきます。
ジョブカン給与計算、マネーフォワードクラウド給与では、距離の合計(片道)について、下記国税庁のサイトに記載されている基準をプルダウンで選択することができます。
freee人事労務のみ、実際の距離を手入力するようになっています。
参考:国税庁 No.2585 マイカー・自転車通勤者の通勤手当
出勤日数と連動した通勤手当の場合
毎月決まった定額を支給するのではなく、出勤日数に応じて通勤手当を支払う場合でも、設定が可能です。
ジョブカン給与計算では、通勤手当の支給単位を「出勤日数に応じて毎月支給」にし、片道運賃を設定することができます。
参考:ジョブカン給与計算 Q. 通勤手当はどうやって計算されていますか?
マネーフォワードクラウド給与では、支給間隔を「出勤日数」とし、支給方法で「金銭」を選択して通勤経路・支給額(いずれも片道)を設定することができます。
参考:マネーフォワードクラウド給与 Q. 通勤手当を出勤日数に連動させるにはどうすればいいですか?
freee人事労務も同様にシンプルな設定のみで対応が可能で、通勤費の支給期間で「1日あたり」を選択し、通勤区間と手当を入力しておけば完了です。
定期券関係の計算
ジョブカン給与計算の場合には、支給単位は1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月から選択することができます。
支給月については、設定した支給単位に応じた選択肢が自動で表示されます!
例:6ヶ月支給であれば、1,7月、2,8月・・・など
また、定期券の現物支給の設定も可能です。
そうすると、給与計算の自動計算からは外されるので、間違って二重計算してしまうなどのミスを防ぐことができます。
マネーフォワードクラウド給与も同様に、支給単位(支給間隔)を設定することが可能で、毎月・2ヶ月・3ヶ月・6ヶ月から選択できます。支給月の組み合わせを選ぶことも可能で、こちらもミスを防ぐことができる便利な機能です。
また、ジョブカン給与計算と同じように、現物支給の設定もできます。
freee人事労務でも同様に、通勤手当の支給単位(支給期間)と支給する月の組み合わせを設定することができます。ただし、現物支給の設定はできませんので、ご留意ください。
定期代自動計算
freee人事労務では、定期代を自動計算をすることができます!
「通勤手段」のリストから、「電車(定期代自動計算)」を選択し、「定期区間検索」項目から必要事項を入力しておけば完了です。
通勤費上限設定機能
ジョブカン給与計算では、通勤費の上限を設定することができます!
事業所の大元の設定に、「通勤手当の上限設定」をすることができ、一定金額を超えたら自動的に支給対象外としてくれるというとても便利な機能です。
このように、それぞれ違いはありますが、クラウド給与計算を導入することによって手作業を減らし、ミスを抑えたり工数を削減することができます。
CLOUD STATIONでは、無料の相談会も実施していますので、初めて導入を検討しているという方や、もう少し詳しく聞きたいという方はぜひご参加ください。
また、以上の内容を、こちらの動画でもご説明しています。
実際の画面も映しておりますので、ぜひご覧ください。