【公開マニュアル】マネーフォワードクラウド給与 初期設定
公開マニュアルシリーズでは、各人事労務クラウドの使い方やハックする方法をご紹介します。
本記事では、マネーフォワードクラウド給与の初期設定についてまとめました。
※本記事の内容は、公開時点の情報です。
マネーフォワードクラウド給与では、まず基本設定から「事業所の設定」をします。
社会保険
事業所の設定では、事業所名、本社かどうか、都道府県、社会保険・労働保険設定、その他詳細設定(都道府県の設定など)を行います。ここで正しく都道府県を設定できていないと、協会けんぽの設定に反映されないため、注意しましょう。
健康保険の設定がされていることを確認したら、厚生年金保険の設定にて管轄の事務所・事業所番号・事業所整理番号を入力し設定します。ここまで設定が完了したら、保険料率が該当欄に自動反映されます。
労災保険・雇用保険
労災保険の管轄を調べ、管轄、労働保険番号、具体的な業務または作業の内容、労災保険料率用業種を入力します。労災保険の管轄は、所在地(都道府県)の労働基準監督署一覧から確認することができます。
雇用保険においても、管轄のハローワーク、事業所番号、雇用保険料率用業種を入力します。
上記設定ができていれば、それぞれの料率は自動で反映されます。
月平均所定労働時間
こちらは「年度設定」に入力します。まずは大多数の社員ルールをこの「年度」で設定し、それに該当しない社員のみ「従業員情報」の該当従業員の詳細マスタで設定するという仕様です。なお固定残業の設定なども、該当従業員の詳細マスタで設定します。
社員登録
社員登録が複数名ある場合には、CSV形式でのインポートが効率的です。所定のフォーマットでないとエラーが発生しますので、必ずマネーフォワードクラウド給与から事前にダウンロードしておきましょう。
最新の公式「従業員インポート手順書」はこちらです。
18ぺージ以降に具体的な入力語句などの注意点が掲載されていますので、この通りに入力しましょう。
標準報酬月額(社会保険)と資格取得日(健康保険)が両方入力されていないとインポートした後に自動計算されませんので、注意が必要です。
また、「雇用保険被保険者番号」「基礎年金番号」「銀行口座」について、それぞれ桁数に間違えがないようにこちらも注意が必要です。KING OF TIMEなど他システムとAPI連携する場合には、システム間で従業員コードを合わせておくことが必須です。