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TECO Design 杉野が聞く!社会保険労務士法人シグナル 有馬美帆様 特別インタビュー|CLOUD STATION BLOG|人事労務関連SaaSを体験できる「クラウドステーション」

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TECO Design 杉野が聞く!社会保険労務士法人シグナル 有馬美帆様 特別インタビュー

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本シリーズでは、TECO Design代表の杉野が、人事労務DXや新しいことに取り組まれている社会保険労務士事務所の方にインタビューしていまいります。顧問の依頼先を検討中の経営者、労務担当者、また今後について検討されている社会保険労務士法人の方は、ぜひご一読ください。

 

◆有馬美帆様 プロフィール

IPO支援、労使トラブル予防・相談、就業規則作成、ハラスメント防止、各種セミナー講師、執筆などの活動中。

企業の成長フェーズに応じ、一歩先回りした組織力強化コンサルティングを得意とする。

 

杉野:本日は宜しくお願いします。

有馬様は人事労務SaaSを始めとしたITツールの導入・活用に積極的でいらっしゃいますが、企業のIT化についてどうお考えでしょうか。

 

有馬様:社会保険労務士として「企業のIT化」に関与する場合としては、顧問先のIT化と自分の事務所のIT化という2つがあります。

 

具体的にはHRテクノロジーシステムの導入が中心になるわけですが、顧問先だけの導入でも、弊所だけの導入でも前に進むことができない、クルマの両輪のような関係にあります。

弊所が最新のテクノロジーについて理解した上で、テクノロジーの導入の重要性をいかに顧問先に理解していただくかというのが最初の課題になります。

 

杉野:テクノロジー導入に関する理解が重要だというのは、具体的にはどのようなものなのでしょうか?

 

有馬様:少し遠回りな感じになりますが、修行時代に在籍していた社会保険労務士事務所の顧問先に、パン屋さんを数店舗運営している企業があったんです。各店舗から給与計算のためにタイムカードが事務所にファックスで送られてくるのですが、毎月毎月打刻漏れが非常に多い上に、印字が薄かったり、そもそもタイムカードに一部送り忘れがあったり・・・。

 

「お忙しいところすみません、◯◯さんはお手すきでしょうか。ありがとうございます。あ、伊藤さんですか。先月7月20日の退社時間の打刻が漏れていたのですが、何時に帰られたか覚えていらっしゃいますか。」

 

こんな感じの電話を何度も何度もかけなければならない社労士事務所も大変なのですが、それ以上に大変だったと思うのが、電話口に出られた従業員の方々ですよね。営業中の忙しい時間に電話をかけざるを得ないことが多いため、皆さん迷惑そうなお声で電話に出られるのです。

ですから、電話をかける前から憂鬱な気分になってしまいます。

 

杉野:それは本当に大変でしたね。

 

 

有馬様:その電話をかけ終えて気分がさらに沈んでしまっていても、給与計算の本番はそこからです。

タイムカードの確認業務に時間が取られるだけでなく、給与の締日支払日が非常にタイトでしたので、23時まで勤務することもたびたびでした。この出来事が、修行時代の社労士事務所を退職した一つのきっかけでもあったのです。

 

今なら、HRテクノロジーを利用したさまざまな勤怠管理システムや給与計算システムがありますので、こういった問題はかなりの部分が解消されています。ですが、それはHRテクノロジーを導入した企業だからであって、未導入の企業にとっては相変わらずの問題のままです。

 

未導入の理由は無関心であったり、費用がかかることを嫌ったりとさまざまなのですが、導入のメリットを理解さえしてもらえれば、顧問先も、従業員も、そして社労士事務所も一気に時間の使い方が変わるんですよね。

 

「何だ、社労士事務所が楽をするためじゃないか」と言われそうですが、そうではないのです。パン屋さんの例で、あのとき勤怠管理システムが導入されていたら、社労士事務所も疲弊したり消耗したりしないで済みますから、その分だけさらに顧問先の労働環境改善などに力を注げたはずなんです。

 

現在、弊所が「クライアントの成長フェーズに応じた、一歩先回りしたコンサルティング」ができているのも、弊所だけでなく顧問先もテクノロジーを活用していただくという前提があって可能になる部分が非常に大きいです。ですので、最初にテクノロジー導入の重要性を理解してもらうことが大事と言ったのは、顧問先にとって利益になる話だと理解してもらうという意味なのです。

 

杉野:テクノロジー導入の重要性を理解してもらうためには、何が必要でしょうか?

 

有馬様:何よりもまず、伝える側の私達が常にHRテクノロジーなどの最新のテクノロジーに関心を持って情報収集することが大事です。

 

その点からすると、TECO Designさんの存在はとても心強いです。代表の杉野さんを始めとした方々が、さまざまな形で新システムや新機能追加などについて情報発信されていらっしゃって、どれもとてもわかりやすいです。

先日、神楽坂にあるショールーム「CLOUD STATION」を見学させていただいたのですが、最新のシステムが一堂に会していて、これはぜひ多くの方々に見てもらいたいなと思いました。

 

ショールームの一角に「アナログ体験ゾーン」というのがあって、手書きのタイムカードが並んでいるのを見たときに、パン屋さんのタイムカードに悪戦苦闘していた日々の思い出が蘇ってきました。

その横にはクラウド打刻体験ゾーンがあって、各社の最新の勤怠管理システムでの打刻が実際に手軽に体験できるわけですが、問題点と解決策が「見える化」している展示方法は、とても上手だと思います。あり得ない話ですが、あの時のパン屋さんがこのショールームを見たら、勤怠管理システムをすぐにでも導入したくなったと思います。

 

杉野:ショールームをご見学いただき、大変ありがとうございました。

 

有馬様:HRテクノロジーシステムは顧問先と社労士事務所双方が対応しなければならない「クルマの両輪のようなもの」とお話ししましたが、TECO Designさんはその両輪をつなぐ「軸」のような存在ですよね。

企業への導入支援も、社労士事務所へのコンサルティングも両方行っていらっしゃるので、人事労務部門や社労士が現時点で抱える問題点とその解決策も本当によく把握されていらっしゃると思います。

 

弊所もHRテクノロジーシステムの導入支援業務を行っていますが、初期設定はやはり大変ですよね。以前、1000人規模の導入支援を頼まれたことがあったのですが、そのときはマンパワー不足でお断りしてしまいました。あのとき杉野さんに出会っていれば、依頼主と弊所の間を上手く取り持っていただけたと思います。企業にとっても、社労士事務所にとっても大きな味方になってくださる存在ですので。

 

私は社労士向けにHRテクノロジーに関するセミナー講師をしたりもしていますが、まだまだHRテクノロジーに関する知識や関心の乏しい社労士先生もいらっしゃいます。そういう先生方も「CLOUD STATION」の見学などをきっかけに、TECO Designさんとお付き合いされるようになってほしいです。先生方ご自身もそうですし、事務所スタッフの方々にとっても、得るものは非常に多いと思います。

 

杉野:今後に向けた、さらなる目標などがあればお聞かせください。

 

有馬様:弊所はIPO支援なども行っていますが、人事労務分野に関するデューデリジェンスに対応するには、企業のコンプライアンスのためのコンサルティングが必要になるとともに、実際に労働時間や賃金支払などについて法令遵守されていることのエビデンスも必要になります。

 

HRテクノロジーはそのための必須のツールになりつつある一方で、まだまだ発展途上というか伸びしろが残されてもいます。TECO Designさんのお力をお借りしつつ、クライアントにとって最適な人事労務管理のスタイルが提案できるよう、これからも情報収集に努めていきたいと思います。

 

杉野:ありがとうございました!

 

・・・

 

以上、社会保険労務士法人シグナル 有馬美帆様にお話をお伺いしました。

下記のように、お役立ち情報の発信もされていらっしゃるので、ぜひチェックなさってください!

 

社会保険労務士法人シグナル note

https://note.com/sharoushisignal/

 

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有馬様も起こしくださった、神楽坂にあるショールームの来館予約はこちら。

現在、完全予約制となっておりますので、ご留意ください。

神楽坂ショールーム ご予約