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杉野の個人的な感覚値ではありますが、
プロフィール欄に「社会保険労務士」とある方がSNS上に増えてきていたり、
「社会保険労務士×■■■」「人事×■■■」などと特色を打ち出すことでポジションを明確にするような流れが出てきています。
コモディティ化を避け独自性を打ちだそう大きなトレンドが、社会保険労務士業界にもやってきたというところでしょうか。
そもそも人事労務の業務というのは無形の商材・サービスを提供するものですので、
もともとそのように独自性を追及する性格の強い分野だったとも考えることができます。
HRテック※の加速とコロナの蔓延がこういうトレンドを強く浮き彫りにしただけなのかもしれません。
※HRテック:HRテクノロジー。HR(Human Resource:人事)とテクノロジーを合体させた造語
従って、社会保険労務士を利用する企業の側としては、社会保険労務士事務所の「契約切り替え」もこれまで以上に増えてくると思われます。
今回は「社会保険労務士事務所の選び方~2021年版~」と題して、いくつか指標になる部分をご案内したく思います。
利用する企業側として、何を期待しているかを伝えないと、それに応えるということも大変です。
まずは依頼内容・期待内容を整理した上で、具体的に確認しましょう。
こういった業務範囲について全部その事務所ホームページやパンフレットに書いてる場合もありますし、
別の専門家を紹介してくれるといったケースもあるので、まずは自社のなかで整理をしてお伝えするのがよいかと思います。
これからますます重要な領域と思いますが、どうやって普段コミュニケーションを取るかです。
連絡方法ひとつでその事務所のITレベルがある程度推し量ることができるのも事実です。
すぐにでも変えてもらいましょう。
アウトソーシングによる業務効率化や社内負荷軽減を求めて社会保険労務士を探している場合、
これらの方法を採用しているようではそもそも目標を満たせない可能性が非常に高いです。
要するにアナログ過ぎるわけです。
企業側でChatwork利用が問題なければ良いかと思います。
ただし、そのほかのクラウドサービス・SaaSへの理解が「最先端」とまではいかない可能性はあります。
Slackでどんどんコミュニケーションとれる=企業の成長スピードと伴走していっている事務所は少ないです。
IT、テクノロジーに好意的・積極的ということの現れですので、+αの情報提供なども期待できるかもしれません。
事務所内の効率化や品質安定にこだわっている事務所と言えるでしょう。
積極的に選ぶ理由はないと考えられます。
必要最低限以外は指定のフォルダにアップロードするような運用でないと、毎月の運用がすごく大変になりますね。また漏洩のリスクの観点等からも、望ましいです。
受注したいと思われてる真剣度がかなり高いと思われます。
もしくは規模が小さいので、サポート体制をしっかり確認した方がよいです。
その方の実務レベルを確認しましょう、実務がよくわからない、というケースもよくあります。
また、その担当者が多忙でつながりにくくなる可能性がありますので、そういったあたりの要求レベルや質問してから回答までに要する時間の期待値を事前にしっかり確認しておきましょう。
事務所の職員が何人かで来られる、ということはそれなりに規模の大きな事務所のはずです。
事務所内の分業が進んでいると推測されますので、事務所内の連携がスムーズかどうかがポイントになります。
次回は、
・契約後のサポート体制
・事務所のノウハウ
・社内IT担当者
についてご案内いたします。