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【3社比較】管理監督者×クラウド給与計算システム どうするか問題|クラウドステーションのBLOG|人事労務 関連SaaSを体験できる「CLOUD STATION」

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【3社比較】管理監督者×クラウド給与計算システム どうするか問題

本記事では、クラウド給与計算システムを利用した際の、管理監督者の給与計算方法についてご紹介します。

 

ジョブカン給与計算

 

ジョブカン給与計算では、管理監督者のみが使用する新しい「給与規定グループ」を作成します。作成時の設定内容としては、時間外(残業手当)と休日労働手当の支給をオフにし、「この項目を使用しない(非表示設定)※」にチェックを入れれば、完了です。

※ジョブカン給与計算では、支給項目を完全に削除することができません。

関連:管理者向けガイド 残業を集計しないようにできますか?

 

 

freee人事労務

 

freee人事労務では、プロフェッショナルプラン以上で契約している場合、勤務・賃金設定において「管理監督者」の選択ができます。そうすると、深夜労働の割増賃金のみ自動計算され、時間外労働・休日労働の割増賃金は自動計算されないようになります。

 

ベーシックプランなど、プロフェッショナルプランよりも安価なプランを契約している場合には、別途の工夫が必要です。ベーシックプランなどでは、「固定時間制」という賃金設定しか使用することができません。「時間外労働の賃金の割増率」は変更することができますが、あくまで「割増率」の変更ですので、仮に0%に設定したとしても、残業代が発生してしまいます。

 

代替案としては、下記2つが考えられます。

① 自動計算された割増賃金を、都度手作業で0円に修正する。給与明細の直接編集で対応。

② 該当する従業員の個別の従業員マスタで、「割増賃金の自動計算」のチェックを外す。

ですが、この場合には深夜残業の割増も計算されないようになってしまいますので、深夜残業が発生した場合には、担当者自身の方が別途手計算するなどして、給与明細の直接編集で手入力することが必要です。

freee人事労務で管理監督者の給与計算をしたい場合には、プロフェッショナルプランを利用したほうが、効率的かつシンプルであります。

参考:freeeヘルプセンター 勤務・賃金設定 – 管理監督者

参考:freee人事労務の料金プラン 

マネーフォワードクラウド給与

 

マネーフォワードクラウド給与の場合、最もシンプルな解決策は、同じシリーズの「マネーフォワードクラウド勤怠管理」を使うことです。

仮に他の勤怠管理システムを使っていて、その集計結果に「残業時間」が計上されている場合、それをそのままマネーフォワードクラウド給与に取り込むと、管理監督者であっても割増賃金の自動計算がされてしまいます。

 

マネーフォワードクラウド勤怠では、管理監督者の就業ルールが設定でき、そうすると残業時間は自動的に0円となりますので、修正する手間などは発生しません。

 

参考:マネーフォワード クラウド勤怠 使い方ガイド 管理監督者の設定方法

 

他の勤怠管理システムを使っている場合には、下記2つの方法が考えられます。

① 勤怠データを取り込み、自動計算がされた後に、該当する従業員の給与計算については、残業代・休日労働を直接編集で「0円」にする。

② みなし残業(固定残業制)を欄を使用(実際には固定残業制を適用していない場合でも)。支給項目設定で、「固定残業手当」と「固定残業超過分手当」、「固定休日労働手当」と「固定休日労働超過分手当」をONにします。

 

次に、管理監督者の従業員マスタの、みなし固定残業時間・固定休日労働時間に100時間などの多い時間をダミーとして入れておきます。なお、この際に金額は設定しません。

 

こうしておくと、その月の残業時間または休日出勤時間が100時間(ダミー設定の時間)未満かつ深夜残業が発生した場合には、深夜手当のみが自動計算されるようになりますので、①の方法と比べるとかなり効率的に給与計算をすることができます。

 

以上、ジョブカン給与計算・freee人事労務・マネーフォワードクラウド給与について、管理監督者の給与計算方法をご紹介してまいりました。

以上の内容を、こちらの動画でもご説明しています。
実際の画面も映しておりますので、ぜひご覧ください。

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