【比較記事】賃金台帳の出力〜ジョブカン、マネーフォワードクラウド給与、人事労務freee〜
比較記事シリーズでは、人事労務関連のクラウドサービスを様々なケースを想定して比較し、ご紹介します。
今回は、賃金台帳を出力する場合の、ジョブカン、マネーフォワードクラウド給与、freee人事労務の操作を比較します。
※本記事の内容は公開時点の情報です。
マネーフォワードクラウド給与
マネーフォワードクラウド給与で賃金台帳を出力したところ、手当項目が多くA4で3ページに渡り出てきました。
事業所の設定にもよりますが、空欄であっても出力されるため、ご担当者様によっては少々驚かれるかもしれません。
法定の内容はすべて網羅されたものが出力されます。
ただ、マネーフォワードクラウド勤怠側で、平日・所定休日・法定休日それぞれに対して、
①所定②所定外③法定外 ④深夜所定 ⑤深夜所定外 ⑥深夜法定外…と細分化し集計する仕様となっているため、
マネーフォワードクラウド給与側でもそれに対応する数の手当項目が作成されます。
また、マネーフォワードクラウド給与には、年度・月単位で期間を指定し、賃金台帳を出力できる機能があります。
実務を担当される方にとって、便利で重宝する機能です。
freee人事労務
freee人事労務は、マネーフォワードクラウド給与と異なり「勤怠項目」を増やすことができないため、その分シンプルな見た目の台帳が出力されます。
こちらも、法定の内容を全て網羅しています。
ジョブカン
ジョブカンから出力できる賃金台帳も、マネーフォワードクラウド給与、freee人事労務と同様に法定の内容を満たしています。
ジョブカンの場合には、出力したい項目を選択してオリジナルのフォーマットを作成できる機能があります。
法定の内容に漏れがないように注意する必要はありますので、その点はご注意ください。
また、マネーフォワードクラウド給与と同じく、最大一年間の任意の期間を指定した出力が可能です。
以上の内容を、6分程の動画でもまとめています。
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