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【必見】確定拠出年金×クラウド給与|クラウドステーションのBLOG|人事労務 関連SaaSを体験できる「CLOUD STATION」

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【必見】確定拠出年金×クラウド給与

以前、「【比較記事】確定拠出年金の設定〜ジョブカン、マネーフォワードクラウド給与、人事労務freee〜」にて、クラウド給与計算システムでの確定拠出年金の設定についてご紹介しました。

 

こちらの記事では、内容をアップデートしてご紹介いたします。

以前の記事をご覧いただいた方も、そうでない方も、ぜひ!

 

マネーフォワードクラウド給与のFAQでは、確定拠出年金の設定についてこのような回答がありました。

 

“ 確定拠出年金につきましては、どのような制度設計をおこなうかによって設定方法が異なります。大変恐れ入りますが、専門家の方にご相談いただき、会社規約やご運用に沿う形でご設定くださいますようお願いいたします。 “

 

クラウドステーションを運営する株式会社TECO Designでは、給与計算や勤怠管理などクラウドシステムの導入支援をご提供しています。

 

確定拠出年金の設定を手掛ける際には、会社規程や運用などについて総合的にヒアリングし、考え方から設定方法まで綿密にすり合わせた上で行っています。上記の通りで、各社で考え方も規定も異なりますので、まずはしっかりと要件を固めることをおすすめします。

これまでご利用していたシステムがある場合は、基本的にそのとおりになるように設定することが多いです。ただしクラウド導入をきっかけに、これまで賃金台帳に載せていなかった確定拠出年金を給与計算に含めるとなった場合には要注意です。社労士に確認・相談をしていただくほうが安全でしょう。

 

その上で、クラウド給与計算システムでの確定拠出年金の設定方法をする場合、下記の方法が考えられます。

 

① 手当項目を作成し、マイナス金額を付与して処理する

 

手当設定で「社会保険料の計算:含む」とすることで、基本給が減額されているという扱いになります。そのため、標準報酬月額は下がります。もちろん手当が減額されているため、算出される所得税も低くなるよう作用します。

 

② 控除項目で処理する

 

「所得から控除する(社会保険料として扱う)」と設定すると、所得税の計算対象にはなりません。課税対象額から除かれるということですね。ただし、支給=社会保険対象の手当総額には影響がありませんので、標準報酬額の算出にも影響がない(減らない)ということになります。

 

②` 控除項目で処理する

 

「所得から控除しない(社会保険料として扱わない)」と設定します。この場合、所得税算出にも、標準報酬額の算出にも影響が出ません。要するにこのままでは社会保険料として扱われていない状態ですので、年末調整の際には管理者/本人のどちらかで保険料として計上しないといけません。

※団体保険などの場合は、控除欄で掛金だけ徴収(控除)しておいて、年の最後に年末調整で総額を社保扱いと計上するという会社もまれにあります。

 

サービス別

 

① 手当項目を作成し、マイナス金額を付与して処理する をクラウド給与計算で実現したい

 

A:マネーフォワードクラウド給与

B:ジョブカン給与計算

C:freee人事労務

 

いずれもご自身で新規の支給項目を作成します。

その際下記で迷うことがあるかもしれません。

 

  • 「固定的賃金かどうか」の詳細設定=疑義照会に記載あり。

月額変更をチェックするために重要な「固定的賃金」としてクラウド給与上で設定するかどうかは会社の判断によります。いずれの設定も間違いではありません。

固定的賃金としている場合では、掛け金が変更になっただけでは月額変更に影響がない・月変対象になるのは制度導入時だけと覚えておけば間違いありません。

 

・制度を導入した時点 → 固定的賃金(タイミングはその時1回のみ)となる

・掛け金を変更したとき → 固定的賃金とならない

 

しかしながら、新規作成した確定拠出年金という支給項目でマイナスする前の割増基礎を用いて残業計算をするのがベターです。つまり「割増基礎に含めない」と設定しておきましょう。(”割増基礎に含める”を選択すると、付与したマイナス金額分が割増基礎から除かれるので、残業単価は少なくなってしまいます。場合によっては未払賃金とみなさる可能性があります)

 

② 控除項目で処理する

 

A:マネーフォワードクラウド給与

マネーフォワードクラウド給与の控除項目では、デフォルトで従業員マスタに「確定拠出年金」のチェックボックスが設置されていて便利です。こちらにチェックを入れると、従業員マスタ上で金額を入れるための欄が表示されるようになりますので、入力し保存すれば設定完了となります。

 

B:ジョブカン給与計算

C:freee人事労務

ジョブカン給与計算、freee人事労務では、自分で控除項目を作る必要があります。

いずれの場合も「社保扱いにする」にチェックするのがポイントです。

 

以上の内容について、こちらの動画でまとめています。

ぜひ、ご覧ください。

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