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本記事では、従業員一人に対して2つ以上の複数時給を設定できるのかどうか、4つのクラウド給与計算システムを比較してご紹介します。
freee人事労務は、複数時給の設定に対応しています。
曜日、時間帯によって分けることはできますが、特定の日のみ・職務内容に応じた時給の設定はできないため、その場合には別で計算して新たに手当を設定するといった対応が必要かと思われます。
また、勤怠管理で他社のシステムを使用している場合には、サンプルCSVファイルには時間帯ごとの時給の項目列はないため、手入力で追加・入力する必要があります。
マネーフォワードクラウド給与も、複数時給の設定に対応しています。
一人の従業員マスタに対して、「時給1」「時給2」と2つまで時給を登録することが可能です。
一方で、マネーフォワードクラウド勤怠と連携している場合には、注意が必要です。本記事公開時点では、マネーフォワードクラウド勤怠においては、総長など特定の時間を抽出して集計する機能が備わっていません。そのため、「時給2」に設定した時給に相当する時間帯の勤務時間は自動的には反映されず、担当者がご自身で手で集計し、インポートをする必要があります。
仮に、KING OF TIMEと連携しているのであれば、「時間帯区分設定機能」を設定することによって、時間帯別の時給計算が容易になります。詳細はこちらのヘルプページをご参照ください。
参考
時間帯区分設定機能とは何ですか?/KING OF TIME オンラインヘルプ
時間帯によって時給が異なる場合、どのような設定が必要ですか?/KING OF TIME オンラインヘルプ
ジョブカン給与計算では、設定できる時給は1人の従業員に対して1つのみです。
一方で、下記のようにジョブカン勤怠管理・ジョブカン給与計算の設定を工夫することによって対応可能なものもあります。
jinjerも同様に、複数時給の設定はできませんが、ジョブカン給与計算のように設定を工夫することによって対応できるものもあるようです。
※jinjerについては只今研究中のため、明らかなことが分かり次第追記します。
以上、4つのシステムを比較してご紹介しましたが、複数時給の計算については「ルール」と「勤怠管理システムでどう集計して連携するか」次第です。各社でどのような運用をしたいのか・しているのかに応じた設計が必要のため、本記事ではあくまで一つの例としてご消化しております。
CLOUD STATIONでは、一時間の無料相談を実施しておりますので、
自社に最適なクラウド給与計算システムの選定や、具体的な運用方法については別途ご相談ください。
※下記参照
また、本記事はこちらの動画を参照しています。
実際の画面もご紹介しておりますので、併せてご参照ください。