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公開マニュアルシリーズでは、各人事労務クラウドの使い方やハックする方法をご紹介します。本記事では、マネーフォワードクラウド給与とKING OF TIMEの連携方法についてまとめました。
勤怠管理システムと給与計算システムを連携することによって、面倒なデータのエクスポート・加工・インポートが不要になります。複数のシステムを連携できることは、クラウドソフトの利点の一つでもありますので、ぜひご活用ください。
※本記事の内容は、公開時点の情報です。
マネーフォワードクラウド給与は、複数の勤怠管理システムとAPI※、CSV連携をしています。
※API連携とは、ボタンひとつで勤怠データを簡単に読み込むことができる連携方法です。
連携・従業員データの取り込み
マネーフォワードクラウド給与に管理者としてログイン後、「連携設定」タブから、KING OF TIME欄の右側にある「連携する」に「接続文字列」を入力します。「接続文字列」は、KING OF TIMEに管理者としてログインし、設定画面＞その他＞オプション＞マネーフォワードクラウド給与連携から取得・コピーすることができます。
マネーフォワードクラウド給与とKING OF TIMEの連携をすると、従業員情報の同期が可能になり、管理者画面の従業員情報＞従業員の追加/更新で、「KING OF TIMEから従業員データを取り込む」が選べるようになります。こちらの手順を忘れてしまうと、勤怠データのインポートができないため、連携したらまず最初に実施するように覚えておきましょう。
2つのシステムを連携するにあたっては、従業員コードが重要です。マネーフォワードクラウド給与・KING OF TIMEで同じものを使っていないと、同一人物と認識されないという問題が発生してしまいます。
勤怠データのインポート
従業員データを取り込んだら、マネーフォワードクラウド給与の給与計算タブから、該当の締め支払いグループを選択します。右上の「メニュー」から、「KING OF TIMEから勤怠データをインポート」を選択します。KING OF TIMEのロゴが入ったポップアップが表示されますので、対象期間と項目を選び、勤怠をインポートします。
一定時間経過後、各従業員の勤怠データが反映されます。初回は、念の為にKING OF TIMEの実際のタイムカードで集計されている内容と突合すると良いでしょう。
KING OF TIMEでオリジナルの項目を作っている場合には、マネーフォワードクラウド給与にも名称が完全一致している同様の項目があることが必要です。マネーフォワードクラウド給与＞基本設定＞勤怠項目で追加項目を作成し、その項目を活用したオリジナルの支給項目・控除項目を作成することで、実際の給与計算画面に表示させることが出来ます。
勤務時間の集計が連携されない場合
特定の従業員の勤務時間が連携されない場合、今回はKING OF TIMEのカスタム集計機能を利用しました。KING OF TIME（管理者画面）にログイン後、画面表示＞カスタムデータ項目設定＞新規作成からカスタム集計を行うことができます。
※月の集計値がマネーフォワードクラウド給与に連携されますので、月別のカスタム集計欄を作成してください。
この機能によって、自分で計算式を作り、カスタマイズされた集計欄を作ることができます。他の勤怠管理システムにはない、ユニークな機能です。
KING OF TIME オンラインヘルプページ 「集計項目をカスタマイズできますか？」
今回、動画では紆余曲折を説明しているのですが、内容としては上記のKOTカスタム集計→MF勤怠項目作成＆支給項目作成 と同じことをはなしてますので割愛でいいと思います。
その他うまく連携ができないときにはおおもとの連携 解除→再連携してみてください。
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こちらの動画も、ぜひご覧ください！
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