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円滑な仕組み作りを目指して。業務の内製化、システム導入で見えたメリット

今回は、freee人事労務KING OF TIMEの導入支援をさせていただいた、グランコーヨー株式会社 代表取締役 大庭公善様にお話を伺いました。

大庭様:ありがとうございました。まだシステム自体の勉強と実践は必要ですが、基本的な部分はしっかりと社内運用できています。

大庭様:顧問社労士との話し合いの中で、より円滑な仕組みづくりに取組んでいくことで考え方が合致しました。これがまずスタートポイントです。

当初は、引継ぎ先の別の社労士を探すことも考えましたが、顧問の先生が変わっても同じ業務スタイルをただ続けるだけ、という解決方法には違和感がありました。

大庭様:まさにそうなんです。

そこで今回、ITの力を借りて内製化(これまで外部に委託していた給与計算などの業務を、自社内で行うよう切り替えること)することにしました。

これで弊社の働き方改革にも繋げられるのではないか?という発想の転換に行き着いたことが、freee人事労務導入のキッカケになりました。

大庭様:正直なところ、最後に背中を押してくれたのは色々相談にのっていただいた中小企業診断士さんの一言なんです。

「おそらく代わりになる社労士さんは探しても見つからない。いっそ社内で完結した方がスムーズなのでは?」
という客観的なアドバイスでした。

たしかに、数か月後には顧問社労士との契約が終わってしまうという差し迫った状況を考えても、誰がどのように給与計算業務を遂行するのかという体制作りをどうするのか?という、背に腹は代えられませんでした。

大庭様:大きく2つあると感じているところです。

①顧問社労士事務所とのやりとりからの解放

有給休暇の日数、勤務時間、時間単位有給の確認etc…といった給与計算業務に関わる全ての資料提供や、やりとりに関連するストレスから担当者が解放されました。

②管理者のマネジメントの効率化と、従業員意識の向上

管理者(上長)はリアルタイムで自分たちが管理すべき数値を確認することができます。

また、それは管理職だけではありません。
従業員が自分自身でいつでも有給休暇取得日数、残業時間の上限規制のデッドラインを確認出来るようになりました。
いやでも労務管理に対する意識が格段に向上しますね。

総合して、経営において重要なマネジメントと従業員の意識ベクトルを合わせることが両立出来たように思っています。

大庭様:コロナ禍でテレワーク環境を導入していたこともあり、KING OF TIMEも追加しました。

KING OF TIMEとfreee人事労務をAPI連携させたことで、効率的な勤怠管理・給与計算業務に移行できました。

大庭様:やはり初期設定作業を自社で完結することはなかなか難しいです。

freee人事労務の担当者さんとのやり取りだけでも細部までは解決出来なかったと思います。

そこでTECO Designさんを紹介していただき、最後まで伴走して貰えたこと、「労務管理・環境の適性診断を受けてみては?」というアドバイスをいただけたことは大きな転換点になったと思います。

大庭様:freee人事労務およびKING OF TIMEの操作に慣れることや勉強がまだまだ必要だと感じていますが、社内のメンバー1人1人がお互いの情報を見て思いやりを持ちつつ、自分自身の日々の働き方の「気づき」に繋げられるような仕組みにしていけたら、と思っております。