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日々変化するビジネス環境、そして進化し続けるテクノロジー。
VUCAとも呼ばれる現代において、私たちを取り巻く状況は、かつてないほどのスピードで変化し続けています。
そんな中、企業が持続的な成長を遂げるためには、従業員の教育がこれまで以上に重要になっています。
しかし、改めて「教育とは何か?」と問われた時、明確に答えられるでしょうか?
今回は、人事労務の視点から、「教育」の本質について改めて見つめ直し、AI時代における「学び」の重要性を考えていきます。
現代の日本の教育は、明治時代の富国強兵政策、そして戦後の高度経済成長期を経て、「国家や企業に貢献できる人材の育成」を目標に発展してきました。
学校教育においては、文部科学省が定める教育基本法に基づき、画一的な知識やスキルの習得を重視した教育が行われてきました。
しかし、グローバル化や情報化が急速に進む現代において、従来型の「知識詰め込み型」の教育では、変化に対応できる柔軟な思考力や問題解決能力を育むことは難しいと言われています。
事実、近年の教育改革では、アクティブラーニングなど、**「自ら考え、行動する力」** を育むための取り組みが強化されています。
AIやRPAなどのテクノロジーが進化し続ける現代において、私たち人間には、より高度な知識やスキル、そして 「人間らしさ」が求められています。
ルーティンワークはAIに代替される時代だからこそ、AIにはできないことをできる人材になることが、企業や個人が生き残るためのカギとなるでしょう。
では、AIには代替できない能力とは何でしょうか?
それは、
などです。
そして、これらの能力を身につけるためには、「自ら学び続ける姿勢」が何よりも重要になります。
AI時代に求められる人材を育成するために、リスキリング(学び直し)が注目されています。
リスキリングとは、変化する社会やビジネスのニーズに合わせて、新しいスキルや知識を身につけることです。
人事労務担当者であれば、
などを、継続的に学習していく必要があります。
そして、企業は、従業員一人ひとりがリスキリングに取り組めるような環境や制度を整備していくことが求められます。
今回は、「教育」の本質と、AI時代における「学び」の重要性について考えてきました。
変化の激しい時代だからこそ、私たち一人ひとりが学び続ける姿勢を持ち、常に進化し続けることが大切です。
そして、人事労務部門は、従業員の「学び」を支援し、企業の成長に貢献していく役割を担っています。
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阪口 栞
大阪府出身。
大学卒業後、高校教師(国語)として教壇に立つ。国語(現文、古典、漢文全て担当)
担任や教科主任などをこなしながら毎日仕事に追われる。30代になり「学校以外の組織を見たい」と思い転職活動開始。転職サイトで見つけたTECOを調べる内に社長の考えややりたいことが重なり、株式会社TECO Designに入社。教育現場で培った知識や経験を生かすべく、スクール事業部に所属。
現在は、スクール事業部立ち上げのため、チームで奮闘中。